我が家の長女あっちゃんが受験した、SAPIX五年生の7月度組分けテストの結果が出ました。こちらの記事では、改めてテストの振り返りをします(国語除く)。
また、あっちゃんの成績の概要と今後の作戦についても紹介します。
なお、テストの第一印象はSAPIX五年生7月度組分けテストの第一印象(2023年7月)に記しておりますので、もしよろしければご覧ください。
四科目総合
7月度組分けテストの四科目合計の平均点は239.9点。平均点の内訳は、算数67.3点、国語73.5点、理科54.6点、社会44.5点。
3月度組分けテストの四科目合計の平均点は261.1点。平均点の内訳は、算数69.0点、国語87.1点、理科54.3点、社会50.5点でした。
7月度組分けテストと3月度組分けテストを比較すると、7月度は国語の難易度がとても高く、社会も難しくなっていたようです。社会の平均点が下がったのは第一印象通りでしたが、国語はあっちゃんの点が上がっていたこともあり、難しくなっていたのは意外でした。
なお、第一印象で予想平均点を260点程度と記しましたが、約20点の乖離のほとんどは、真面目に分析していない国語の見立ての違いによるものでした。。
算数は解ける問題を着実に正解する必要あり
算数の平均点は、3月度組分けテストから7月度組分けテストにかけて、69.0点から67.3点にやや低下しました。今回の組分けテストの特徴は、大問2が難しかったこと、そしてほとんどの問題が一癖あったことだったように思います。
そして、その結果かは分かりませんが、算数の得意な子と苦手な子とで差のつきやすい試験だったように思います。3月度組分けテストでは正答率50%を超える問題は80点分ありましたが、7月度組分けテストではそれが70点分に減っていました。
それにも関わらず、平均点が大して下がらなかったということは、算数の得意な子は比較的難しい問題も解けていたけれど、算数の苦手な子は易しめの問題含め、全然できていなかったことを表していると思われます。
ここから読み取れるSAPIXからのメッセージは、解ける問題を探し出し、そこをしっかり正解してください、ということなのでないかと思います。
理科は難しかったということ以上の話はありません
理科の平均点は、3月度組分けテスト54.3点に対して7月度組分けテスト54.6点とほぼ横ばいでした。今回の組分けテストに限った話ではありませんが、今回の組分けテストも、単に記憶しただけで解ける問題は少なく、記憶したことを応用しないと解けない問題ばかりでした。
今回のテストについては、それ以上に読み取れることが私にはありませんでした。あえて挙げるなら、基礎知識を記憶しないことには土俵にすら上がれません。したがって、難しい問題が解けないにしても、まずは基礎を押さえてください、ということになるのでないかと思いました。
社会も難しかったということ以上の話はありません
社会の平均点は、3月度組分けテストから7月度組分けテストにかけて、50.5点から44.5点に低下しました。第一印象に記した通り、とても難しい問題だったと思うので、平均点低下は頷けます。
どうすればこの問題を小学校五年生の子が解けるのかはよく分かりません。日本の各地方の特徴をよく記憶・理解し、聞いたことのないような切り口からの問いかけに対しても回答できるくらい、知識を自分のものとする他ないように思います。
もしかしたらこれがSAPIXからのメッセージなのかもしれませんが、これは易しいことではありません。その中で今回のテストからあえて言えることがあるとすれば、理科と同じですが、基礎を押さえないことには土俵に上がれないので、とりあえず基礎を押さえましょう、ということになるのでないかと思いました。
あっちゃんの成績と今後の作戦
あっちゃんの7月度組分けテストの成績は、四科目合計の偏差値が50強。
算数が3割を割る壊滅的な出来でしたが、その穴を得意な社会でほぼ埋めて、国語・理科が平均をやや上回ることで偏差値50を久しぶりに回復することができました。3月度組分けテストでクラスが急落したところからこれで8割くらい戻せそうです。
今回の組分けテストの結果を受けて、あっちゃんの今後の作戦を記します。
- 日々の勉強方針: 今回の組分けテストについては、私に読み取れるSAPIXからのメッセージが乏しかったこともあり、四科目とも6月度マンスリー後の作戦から基本的に変更はありません。ただ、思っていることを以下にいくつか記します。
- 算数は解答テクニックを意識する: 毎度のことではあるのですが、あっちゃんは今回のテストでも数字の転記ミスをしていました。解ける問題が少ないテストでは、解ける問題を確実に正解してもらう必要があります。見直しできる書き方の意識づけを強化したいと思います。
- 理科は試験範囲が良かっただけ: 7月度組分けテストの成績が悪くなかったのは、苦手の物理分野の出題がなかったことが大きかったように思います。引き続き、油断せずに基礎をしっかり押さえる方針を継続したいと思います。
- 社会は勉強時間増加が成功していそう: 7月度組分けテストの成績が良かった理由はよく分かりませんが、6月度マンスリー後より、社会の勉強時間を気持ち増やしました。苦手科目克服も大事ですが、得意科目をしっかり伸ばし続けることも意識し続けたいと思います。
- 国語は説明文に触れるようにする: 読売KODOMO新聞を読んでいることがじわじわ効いていると信じて、引き続き読んでもらいたいと思います。また、五年生になってから国語Bは音読以外に取り組むことを止め、それで空いた時間を国語Aに振り向けています。これも効いているかもしれないので継続したいと思います。
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