7月度組分けテストが終わり、我が家の長女あっちゃんはめでたくクラスが上がり、ホッとしていたところで早くも7月度復習テストがやってきました。復習テストなのでクラス分けがないこともあり、親としては気が緩んでしまっていましたが、今回も第一印象を記します。
四科目の総合的な印象は、難易度がこれまでのマンスリー確認テストと比べるとやや易しかった、というものでした。平均点は280点程度になるのでないかと予想しています。内訳は、算数75点、理科60点、社会60点、国語90点です。
国語を除いた各科目の第一印象を以下に記します。
参考: SAPIX試験結果(マイページ)
算数は五年生テストらしい易しめ問題へ回帰
五年生になってからのマンスリー確認テストは、四年生までの一捻り加わった問題から打って変わり、テキストに倣った素直な問題中心の出題でした。7月度組分けテストでは再度捻った問題が出題されましたが、7月度復習テストでは素直な問題中心のテスト構成に回帰していました。
そのため、今回の復習テストは、テキストの★★までの問題と、基礎トレを確実に解ける子であれば、大問5(1)までの114点は得点可能だったのでないかと思います。一方、大問5(2)以降の36点分については、易しい問題がなかったように思います。
結果として、平均点は75点程度になったのでないかと予想します。
テキストの★★と基礎トレすら満足にできなくなりつつあったあっちゃんは、大問1で4問もドジミス連発し、この時点でゲーム終了。テキストの内容に追いつけなくなっていたので今回のテストは厳しいと予想はしていましたが、予想以上にダメでした。目指せ平均点の道は険しい。。
理科は全体的に易しめで、人体をどれだけ覚えられていたか勝負
今回のテスト範囲は、物理分野のバネとテコ、生物分野の人体でした。バネとテコは四年生時に少し触れましたが、本格的に計算問題を解くのは今回が初めて、人体分野も初めて学習する範囲でした。
難易度の傾向は6月度マンスリー確認テストと同様で、バネとテコを初出と呼んで良いのか分かりませんが、初出の学習分野の問題は易しめでした。つまり、初出分野のみで構成されていた理科の7月度復習テストは、全体的に易しめでした。
あえて難しかった点を挙げるとすれば、人体分野は一つ一つは難しくはないけれど、覚えないといけないことがたくさんあった、ということだったのでないかと思います。理科の記憶にどれだけ時間を割けたかが、今回のテストの勝負の分かれ目になったのでないかと想像します。
結果として、平均点は60点程度になるのでないかと予想します。
あっちゃんは、物理分野を苦手としているので、今回も厳しい結果になるのでないかと恐れていましたが、意外や意外、バネとテコの簡単な計算問題は正解できていました。予想通りの結果になるのであれば、平均点並みの得点をできたのでないかと期待しています。
7月度復習テストを見て、SAPIX五年生理科テストの出題傾向は、初出分野は易しく、既出分野は難しくする、というものなのでないかと改めて思いました。
もっとも、SAPIXテストの出題傾向を理解することは、中学受験合格を目指すという観点ではあまり意味のあるものではないとは思いますが。
社会はマニアックも、いつもよりやや易しめ?
今回の試験範囲は、北海道・東北・九州地方と人口問題。今までのマンスリーは、各地方毎にマニアックな難しい問題が出題されていましたが、今回の復習テストは、マニアックではあるけれど、いつもより易しい、という印象でした。理由はうまく説明できません。。
そのため、平均点はこれまでのマンスリーよりやや高めになるのでないかと思います。60点程度になるのでないでしょうか。
社会が得意なあっちゃんは、いつも通り社会はよくできていそうです。ただ、予想通り平均点が上がってしまうと、社会で差をつけにくくなってしまいます。その点が心配です。
感想
3月組分けテストでクラスが急落したものの、7月組分けテストでクラスを元に戻してくれたあっちゃんでしたが、今回の復習テストは、残念ながらひどい成績になりそうです。復習テストなのでクラス変動はないものの、あったとしたら、クラス急落することになっていたでしょう。
最大の原因は、毎度の問題ながら算数です。6月度マンスリー確認テストまでは、なんとか授業についていっていましたが、割合分野が本格化してから授業についていけなくなりました。ドジミスもありますが、その現実が、今回の復習テストではそのまま現れたように思います。
何をすれば良いのか、この数週間悩み続けていますが、わからないなりにそろそろ答えを出さなければなりません。
そして、理科は得意だと思っていましたが、この数回のテストでは平均点前後の得点しか取れなくなりました。原因はおそらく理科勉強時間の相対的な減少。平均点が取れているから良いのかもしれませんが、ここについても何か手を打てないものか考えます。
一方、記事に記してはいませんが、国語の成績が上昇基調にあります。理由は明確には分かりませんが、読解問題に一定の時間を割き、記憶すべき言葉を記憶する、ということを四年生の頃から続けてきた成果がようやく出てきているのかもしれません。
組分けテストでクラスは上がったものの、今回の復習テストで課題が山積している現実に引き戻されました。早い内にあっちゃんの勉強方針を見直し、五年生の夏休みに臨みたいと思います。
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