我が家の次女なっちゃんが受験した、SAPIX四年生7月度組分けテストの結果が出ました。こちらの記事では、改めてテストの振り返りをします(国語除く)。
また、なっちゃんの成績の概要と今後の作戦についても紹介します。
なお、テストの第一印象はSAPIX四年生7月度組分けテストの第一印象(2023年7月)に記しております。また、あっちゃんとなっちゃんにまつわる日々の出来事はTwitterにて更新しております。もしよろしければご覧ください。
四科目総合
7月度組分けテストの四科目合計の平均点は297.6点。平均点の内訳は、算数83.1点、国語99.1点、理科63.8点、社会51.5点。長女あっちゃんの受けた昨年の四年生7月度組分けテストの平均点は四科目合計で260.5点。科目別には、算数69.4点、国語82.0点、理科61.4点、社会47.7点。
算数と国語の平均点がそれぞれ13.7点、17.1点上がったことが主要因となり、平均点は37.1点も上がりました。第一印象にて、予想平均点を280点程度としておりましたが、約20点外れました。その主な要因は、真面目に分析していなかった国語の予想の乖離(約20点)にありました。
いずれにせよ、今回の組分けテストは、平均点が約6割に達していたことも考慮すると、難易度はさほど高いものではなく、難しい問題を解いて差をつけると言うよりも、みんなが解ける問題をどれだけ取りこぼさないか、ということが問われるテストだったのでないかと思います。
算数はテキストの問題を確実に解けるようになる必要あり
算数の7月度組分けテストは、第一印象に記した通り、テキストの難しめの問題をなぞったような問題が中心でした。それゆえか、正答率は問題の難易度に沿って下がっていたように思います。
ここから読み取れるSAPIXからのメッセージは、テキストの★★の問題までを確実に解けるようにしてください、ということなのでないかと思います。実際、テキストの★★までを解ければ、100点は取れるテストでした。
理科は勉強時間をしっかり作るのみ
理科の7月度組分けテストも、算数と同様、テキストに沿った問題が出題されたため、第一印象の通り、どれだけ勉強していたかが問われた結果となっていたように思います。みんなが正解する問題で取りこぼしせず、難しめの思考問題で正解できれば差をつけられるテストでした。
ここから読み取れるSAPIXからのメッセージは、理科の勉強に一定の時間を割いてください、ということなのでないかと思います。
社会も勉強時間をしっかり作って記憶すべきを記憶するのみ
社会の7月度組分けテストは、第一印象にて平均点60点程度と予想しましたが、実際の平均点は51.5点。私が思っていたより難しい試験でした。社会の結果の特徴は、みんなが解けている正答率80%超の問題はとても少なく、多くの問題の正答率が50%前後だったことでした。
社会の問題は、記憶しているかどうかがほとんど全てだと思います。記憶した子は得点を伸ばす一方、記憶していない子は点を取れていないのでないかと思います。そして、記憶したかどうかは、勉強時間にある程度比例するものなのでないかと思います。
つまり、SAPIXからのメッセージは、社会の勉強にも一定の時間を割いてください、ということなのでないかと思います。
なっちゃんの成績と今後の作戦
なっちゃんの7月度組分けテストの成績は、四科目合計の偏差値が55強。偏差値60前後だった過去2回のマンスリーよりも成績が低下してしまいました。クラスもある程度落ちることになるでしょう。
過去2回のマンスリーでは、算数は平均点割れするものの、他の3教科で高い成績を出すことで四科目合計でも高い成績を出すことができていました。今回は、算数が平均点割れする状況は変わらないものの、国語・理科で大した差をつけられず、これが成績低下要因となりました。
今回の組分けテストの結果を受けて、なっちゃんの今後の作戦を記します。
- 算数は★★を確実に解けるようにする: 7月度組分けテストは、「忘れた」ところを多く突かれており、実力通りの結果だったように見えます。算数で「忘れる」意味は分かりませんが、要は勉強不足なのでしょう。★★に今までよりもしっかり取り組んでもらう予定です。
- 理科はとりあえず現状継続: 理科は今回のテストでは過去のマンスリーよりも偏差値を下げてしまいましたが、8割近い得点ではありました。とりあえず今回は運が良くなかったと考え、むしろ8割取れているので、今の勉強のやり方を続けてもらおうと思います。
- 社会も現状継続: 社会は今回のテストでは成績向上。平均点が下がる中、なっちゃんはむしろマンスリーよりも得点を伸ばすことができました。なっちゃんは桃鉄が大好きで、地理はとても楽しいようです。この勢いを継続してもらうため、私も桃鉄に付き合おうと思います。
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