SAPIX四年生夏期講習マンスリー確認テストの振り返りと今後の作戦(2023年8月)

やや時間が空いてしまいましたが、我が家の次女なっちゃんが夏期講習マンスリー確認テストの結果を受け取ってきました。今回もまた、国語を除く各科目の振り返りをすると同時に、なっちゃんの成績の概要及び今後の作戦について記します。

なお、夏期講習マンスリー確認テストの第一印象については、SAPIX四年生夏期講習マンスリー確認テストの第一印象(2023年8月)に記しております。

また、我が家の長女あっちゃんと次女なっちゃんの中学受験にまつわる日々の出来事は、Twitterにて発信しております。もしよろしければご覧ください。

参考: SAPIX試験結果(マイページ)

四科目総合

夏期講習マンスリー確認テストの四科目合計の平均点は283.2点。平均点の内訳は、算数76.7点、国語79.9点、理科63.5点、社会63.0点。

6月度マンスリー確認テストの四科目合計の平均点は271.4点。平均点の内訳は、算数74.8点、国語78.7点、理科59.3点、社会58.4点でした。

夏期講習マンスリー確認テストと6月度マンスリー確認テストの結果を比較すると、理科・社会の難易度が下がっていたと言えそうです。つまり、理科・社会の平均点がそれぞれ5点弱ずつ上がり、その結果として、四科目合計の平均点は10点強上がりました。

なお、第一印象での四科目総合の予想平均点は270点程度。内訳は、算数75点、国語80点、理科65点、社会50点でした。私の予想と比べると、社会の平均点が予想より10点以上高く、生徒にとってはそれほど難しくなかったようです。

算数は基礎をしっかり身につけることが大事

算数の平均点は、6月度マンスリーから夏期講習マンスリーにかけて、74.8点から76.7点にとほぼ横ばいでした。第一印象にも記しましたが、夏期講習マンスリーは、難易度は高くない一方、範囲が広いテストでした。

つまり、一学期の学習内容をどれだけ身につけられたかを問われたテストでした。結果として、正答率が高い問題も低い問題も少なく、多くの解法を身につけられた子は高得点を取り、身につけられなかった子は取れなかったのでないかと想像します。

つまり、今回のSAPIXからのメッセージは、基礎をしっかり身につけてくださいということなのだと思います。長女あっちゃんを見ていて思うのは、子供はすぐに忘れます。一度できていたことも、忘れてすぐにできなくなるので、基礎は繰り返さないといけないのだと思います。

理科もまずは基礎を身につけること。計算問題までできれば完璧

理科の平均点は、6月度マンスリーから夏期講習マンスリーにかけて、59.3点から64.5点に上がっていました。第一印象にも記した通り、理科も算数と同様、難易度は高くない一方、範囲が広いテストでした。

正答率は、天体>生物>力学の順でした。記憶で大方対応できる天体及び生物分野でどれだけ取りこぼしをしなかったが勝負を分けたのでないかと想像します。

ただ、バネの問題の平均点が5割未満で低かったことは意外でした。決して難しい問題ではなかったと思います。夏期講習後半の課題山積の時期に、新たな計算手法を身につけてくださいと言われても、それに対応できる生徒は少なかったのでしょう。

つまり、今回のSAPIXからのメッセージは、基礎をしっかりと身につけてくださいということなのだと思います。そして、計算問題まで解けるようになると平均点を大きく上回れるということ。理科の計算問題はSAPIXからの挑戦状なのだと思います。

社会高平均点の理由はよくわからず

社会の平均点は、6月度マンスリーから夏期講習マンスリーにかけて、60.8点から64.2点に上がっていました。第一印象に社会のテストはマニアックで難しかったと記しましたが、予想に反して好成績でした。

どの問題も、正答率は押し並べて高く、平均点が高かった理由はよくわかりませんでした。いずれにせよ、社会は基本的に記憶量が勝負を分ける科目だと思います。どの子も社会に一定の勉強時間を割いた結果なのでないかと想像します。

なっちゃんの成績と今後の作戦

なっちゃんの夏期講習マンスリー確認テストの成績は、四科目合計の偏差値が60弱。得意の理科・社会・国語で好成績を取り、算数は平均並み、という状況は今回も変わらずでした。

ただ、算数が平均割れから平均越えに若干改善したことと、クラス分け基準がたまたま低かった幸運に恵まれ、過去最高位のクラスに回帰することができました。なっちゃんの夏休みの勉強の成果がクラス上昇という形で現れて、親としてはホッとしました。

ただ、なっちゃんの算数は、どうすれば良いのか依然として悩ましいです。第一印象に記した新たに発覚した問題(XXXX算という標題がなくなると解法がわからなくなる)については、SAPIX講師と相談したものの、これと言った対処法は残念ながらなさそうでした。

以上を踏まえ、なっちゃんの今後の作戦を科目別に記します。

  • 理科・社会・国語は今の調子: 理科・社会は9割近い得点を取ってしまっているので、これ以上の得点を望んだところで改善余地が小さいので、今の調子で勉強を続けてほしいと思います。
  • 算数は色々試す: 算数は親の感覚からすると、できない訳ではないのにテストでは得点が取れない。凡ミスが多かったり、標題がないと解法がわからなくなったりする問題はありますが、うまい対処法はなさそうです。何が効くかわからないので、色々試したいと思います。

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スプリコット
大好きな2人の娘“あっちゃん”と“なっちゃん”と中学受験に挑もうとしている東大卒パパです。娘たちは二人とも、小学校四年生からSAPIXに通い始めることになりました。SAPIXに入塾してからは、親子共々、毎日苦労の連続です。この苦労は、ひょっとしたら同じような境遇の方々の役に立つのでないかと信じて、日々の出来事を書いていこうと思います。