我が家の長女あっちゃんがSAPIX五年生の7月度組分けテストを受験してきました(2023年7月)。正式な結果はまだ出ていませんが、あっちゃんの持って帰ってきた問題を見ての私の第一印象について記します。
四科目の総合的な印象は、やはりマンスリーと比べると難しいというものでした。試験を見た感じ、平均点は260点程度になるのでないかと予想しています。内訳は、算数70-80点、理科50点前後、社会50点弱、国語80-90点。
なお、国語を除いた各科目の第一印象を以下に記します。
算数は癖のあるいやらしい問題戻る
五年生になってからのマンスリー確認テストは、癖のない素直な問題ばかりでした。しかし、7月度組分けテストは、四年生の頃と同様、決して難しくはないのだけれど癖のあるいやらしい問題がカムバックしていました。
ただ、大問7の(1)と(2)は、問題の意味さえ理解できればとても簡単な問題でした。このあたりのプラスマイナスをいかに上手く切り抜けられたかが成績を左右することになりそうな印象です。
結果として平均点は、四年生の頃のマンスリーと同様、70点台に落ち着くのでないかと予想しています。
あっちゃんは、素直な問題が増えた五年生以降、算数の成績は上昇基調にあったのですが、癖のある問題が戻った今回の組分けは、3割も取れていない壊滅的な出来。とは言え、問題の難易度からすると、実力通りとの印象でもありました。
理科も全体的に難しめ
理科は、ポップコーン、天体、水溶液の問題は難易度が高く、光合成の問題も易しくはなかったように思います。つまり、全体的に難しかったという印象です。
単純に記憶しているだけで解ける問題は少なかったように思います。そして、現象の発生メカニズムを理解していたり、問題中のヒントを論理的に解釈したりしないと解けない問題が多かったように思います。
結果として平均点は、マンスリーよりやや下がって50点前後になるのでないかと予想しています。
苦手の物理がなかったことも手伝い、あっちゃんは難しいなりに解いてきてくれたように思います。6割くらいの得点を取れていそうでしたが、どうなるのでしょう。
社会は難しい
社会は、地理の総合格闘技的な問題で、とても難しかったのでないかと思います。毎度のマニアックな問題が、日本全国を範囲として出題されるだけでなく、海外のことまで聞いてくる、といった様相でした。
問題がとても難しかった結果として、平均点は50点を割るのでないかと予想しています。
そんな難しい問題でしたが、「社会は得意」と言っているだけのことはあり、あっちゃんは7割くらいの点を取ってきてくれそうです。なんでこんなこと知っているのだろう?という感じでしたが、好きこそものの上手なれ、ということなのだと思いました。
感想
あっちゃんの7月度組分けテストは、算数は壊滅的で、その他の科目でどれだけ補えたか?という戦いになりそうです。目指せ偏差値50!ですが、どうなることやらです。
毎度不出来の算数ですが、今回はいつになく壊滅状態でした。毎度のケアレスミスも複数あったのですが、それがなかったとしても、今回はどうあがいてもあっちゃんの実力では解ける問題が少なかったです。そのためか、親としてはいつものような悔しさがありません。
それが良いのかどうかは謎ですが、できないものはできないので仕方ありません。六年生の2月までには今解けない問題も解けるようになると信じて、できることをコツコツ増やしていくしかないと思っています。
社会は、今回も出来が良さそうでしたが、今回のテストのような、時事ネタを絡めた出題の仕方にはウッとくるようです。これはニュースに触れてもらうしかありません。そのため、国語の勉強にもなることを期待して、改めて読売KODOMO新聞を読む時間を作らねばと思いました。
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