SAPIX四年生7月度組分けテストの第一印象(2023年7月)

我が家の次女なっちゃんがSAPIX四年生の7月度組分けテストを受験してきました(2023年7月10日)。正式な結果はまだ出ていませんが、なっちゃんの持って帰ってきた問題を見ての私の第一印象について記します。

四科目の総合的な印象は、難易度的にはマンスリーと同程度、ただ試験範囲が広かった、というものでした。四科目合計の平均点は280点程度になるのでないかと予想しています。内訳は、算数80点程度、理科60点程度、社会60点程度、国語80点程度。

なお、長女あっちゃんの受けた昨年の四年生7月度組分けテストの平均点は四科目合計で260.5点でした。科目別には、算数69.4点、理科61.4点、社会47.7点、国語82.0点。去年のテストと比べると、今年は算数・社会の難易度が下がり、理科の難易度は同程度だった、という印象です。

国語を除いた各科目の第一印象を以下に記します。

算数は標準的で難しくはない

算数の7月度組分けテストは、テキストの難しめの問題をなぞったような問題が中心でした。いつもの捻った問い方ではなく、テキスト通りの素直な問い方中心で、勉強の成果が出やすい試験だったように思います。

結果として、テキストを概ねなぞっていた大問4の(1)まででどれだけ取りこぼしをせず、大問4の(2)以降でどれだけ得点を積み上げられたか?という試験になったのでないかと想像します。

大問4の(1)までの90点分、大問5も12点分、計102点分は決して難しい問題ではありませんでした。これと、一定の取りこぼしが発生しているであろうことを考え合わせると、平均点は80点程度になるのでないかと予想します。

なっちゃんは、毎度の惜しいミスで20点弱失い、今回も5割に届かなさそうです。どうすればこのミスをなくせるのか、長女あっちゃんを見ていて子供はこういうものだと思いつつ、どうにかならないものかと悩み続けるしかありません。

理科は覚えていれば解ける

理科の7月度組分けテストは、大問2の地球の磁極の問題と大問3のセミの表の問題を除けば、テキストで取り扱っていた問題と似たような問題ばかりでした。セミの表の問題も、難しいものではなかったので、理科も勉強の成果が出やすい試験だったように思います。

結果として、平均点はマンスリーと同程度の60点程度になるのでないかと予想します。

なっちゃんは、方位磁針の問題で取りこぼしがあったことを除けばよく覚えてくれていたため、70-80点を取ってくれそうです。

社会も覚えていれば解ける

社会の7月度組分けテストも、理科と同様、きちんと記憶していれば得点の取れる試験だったように思います。

あっちゃんの受けた昨年の組分けテストと比較しつつ眺めると、今年の組分けテストの方が簡単だったように私には見えました。しかし、普段社会を担当している妻に言わせると、テキストの内容対比では、去年と今年とで難易度に大差はなかったそうです。

私は、社会の平均点も理科と同様の60点程度を予想しますが、昨年の組分けテストの平均点は44.5点でした。どちらに転ぶか楽しみにしましょう。

なっちゃんは、社会でも、勉強したじゃーん!というミスをいくつかしておりましたが、全体的によく覚えてくれていたため、80点程度を取ってくれそうです。

感想

なっちゃんの7月度組分けテストの結果は、これまでのマンスリーと同様、算数以外は良い成績だけれど、算数だけ平均割れという結果になりそうです。

毎度課題の算数で、今まではSAPIXの試験問題は癖があるから解けないのだと信じていました。しかし、今回は癖の少ない問題だったにも関わらず、出来がいつも通りになりそうです。つまり、算数ができないのはSAPIXの癖のせいではなく、単純にできないから、ということになりそうです。

とは言え、算数が出来ても出来なくても、基礎をしっかり固めていく、という結論に変わりはありません。今後も、算数で足を引っ張られないよう、じっくりコツコツ積み上げていくしかないと思っています。

また、長女あっちゃんの様子を見ていると、やはり得意な科目は、しっかり勉強すると差をつけられる科目になっていきそうです。なっちゃんは理科と社会が得意なようなので、これらの科目は今後も楽しんで取り組めるよう、親としても工夫していきたいと思います。

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スプリコット
大好きな2人の娘“あっちゃん”と“なっちゃん”と中学受験に挑もうとしている東大卒パパです。娘たちは二人とも、小学校四年生からSAPIXに通い始めることになりました。SAPIXに入塾してからは、親子共々、毎日苦労の連続です。この苦労は、ひょっとしたら同じような境遇の方々の役に立つのでないかと信じて、日々の出来事を書いていこうと思います。