SAPIX五年生夏期講習マンスリー確認テストの第一印象(2023年8月)

7月末に旅行した以外は、勉強に追われる毎日を過ごして夏休みを終えようとしている我が家の長女あっちゃん。SAPIX五年生の夏期講習マンスリー確認テストを受験してきました。あっちゃんの持って帰ってきた問題を見ての私の第一印象について記します(国語除く)。

四科目の総合的な印象は、難易度はさほど高くはないものの、試験範囲が夏期講習だけあって範囲が幅広い!、というものでした。平均点は260点程度になるのでないかと予想しています。内訳は、算数80点、理科50点、社会45点、国語85点です。

参考: SAPIX試験結果(マイページ)

なお、我が家の長女あっちゃんと次女なっちゃんの中学受験にまつわる日々の出来事は、Twitterにて発信しております。もしよろしければご覧ください。

算数は難しくないが範囲が広い

夏期講習マンスリーも五年生になってからのこれまでのマンスリーと同様、素直な基礎的な問題がほとんどの構成でした。大問4までは2~3問を除くとテキスト★相当の難易度で難しくありませんでした。大問5も★★相当で、難しい問題は大問6だけだったように思います。

つまり、テキスト★★相当の問題までを理解して解けるようになっていれば、大問5までの135点は得点できるテストだったのでないかと思います。ただ、比を中心に、夏休みに初めて学習した内容が大半を占めていました。

したがって、夏休みに新たに学習した内容を、どれだけ身につけられたかが勝負のテストだったのでないかと思います。今までに増して難易度は低いけれど、範囲は膨大というこれまでのマンスリーとは毛色の違うテストだったので、平均点は読みにくいですが、80点程度と予想します。

あっちゃんは、こちらに記した通り、夏休みより基礎トレ・ベイシック・テキスト★で基礎だけを解く作戦に切り替えました。その結果が出たのか、算数ダメな子なりに健闘してくれました。過去数回のテストは3割にも満たない点しか取れませんでしたが、今回は4割程度取れそうです。

理科も難しくはないが範囲が広い

理科は、天体・花・地層・燃焼・音と、夏期講習マンスリーらしく、種々の問題が出題されていました。難易度は、花>天体>地層>音>燃焼だった印象であり、これまでと同様、既出分野は難易度高め、初出分野は難易度低めの傾向だったように思います。

難易度高めの問題は、誰にも難しいと思うので、おそらく得点差はつきにくいのでないかと思います。得点差は、初出分野でつくのでしょう。大量の初出分野の問題を、夏休みの間にどれだけ学習したかが問われたテストだったのでないかと思います。予想平均点は50点程度です。

あっちゃんは一番簡単だった燃焼の計算問題を解けず。知識系分野に時間を割き、訓練すれば解ける問題の訓練が足りていませんでした。ただ、平均点は越えられるのでないかと思います。

社会は難しい

社会は世界遺産と淀川・紀の川・利根川を起点に周辺事情を問う問題。私が普段あっちゃんの社会は見ていないからなのか、マニアック過ぎるからなのか分かりませんが、私には選択肢を絞ることはできても、正解を確信できる問題はあまりありませんでした。

SAPIX生がどの程度マニアックな知識についていけるのか分かりませんが、とても難しかったのでないかと思います。予想平均点は40点としました。

そんな中、社会の得意なあっちゃんは、謎の8割近い得点。好きこそものの上手なれです。

感想

あっちゃんの夏期講習マンスリー確認テストは、ダメダメの算数をどこまで社会で盛り返せたか、という結果になりそうです。

7月度復習テスト後の作戦変更通り、夏休みは算数の勉強時間を減らす代わりに他の3教科の勉強時間を増やしました。今回のテストでは、理科・国語はコメントしづらいですが、社会ではその成果が現れ、期待通りの良い結果を収めてくれそうです。

算数は、過去数回と同様、ズタボロな結果であることに変わりなさそうですが、勉強時間を減らした割に、悪いなりに良い結果だったのでないかと思っています。ズタボロの中にも光は見えている感覚で、今後もその光を頼りに進んでいけば良いのでないかと思えました。

今回のテストでクラスが上がるか下がるかは結果を見ないと分かりません。ただ、リスク承知で行った作戦変更は、間違ってなさそうな手応えを得られました。夏休み前と比べると、状況は総じて好転している感覚です。その感覚を得られたのが、夏期講習マンスリーの最大の収穫でした。

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スプリコット
大好きな2人の娘“あっちゃん”と“なっちゃん”と中学受験に挑もうとしている東大卒パパです。娘たちは二人とも、小学校四年生からSAPIXに通い始めることになりました。SAPIXに入塾してからは、親子共々、毎日苦労の連続です。この苦労は、ひょっとしたら同じような境遇の方々の役に立つのでないかと信じて、日々の出来事を書いていこうと思います。