SAPIX五年生12回目の算数と理科の学習内容はそれぞれ点の移動と月②でした。“カメさん”の長女あっちゃんは、今週は意外と理科の月②は嫌がりませんでしたが、算数の点の移動にはもがき苦しみました。どこにつまずき、どのように勉強したかについて紹介します。
点の移動 | 算数
算数嫌いのあっちゃんがいかにも苦手そうな学習内容でしたが、案の定もがき苦しんでいました。点が移動するというコンセプトが受け入れられないようです。あっちゃんの主なつまずきポイントは以下でした。
- 点の移動距離と図形中の点の位置を関連付けて考えられない。
- 点が移動する際に二等辺三角形ができるタイミングがあることを理解できない。
- 点の位置から移動距離、移動距離から移動時間への換算ができない。
- 面積の大きさが底辺の長さに比例することを理解できない。
①、②、④は初めて学習する内容なので仕方ありません。③は旅人算がやはり身についていないのだとがっかり。基礎トレで身につけていってもらうしかありません。
四角形の問題は最後に独力で解いてくれましたが、三角形の問題は惜しいところまでは解けるようになったけれど、最後まで独力で解くことはできず。
13週目の復習と演習、その後の基礎力定着テストを通じて解けるようになることを祈るばかりです。
解いた問題(510-12)
- デイリーサポート
- デイリーアプローチ①~⑤
- デイリーサポート確認編A~C
- 復習と演習①~③
- 計算力コンテスト1~3
- テキスト
- 四角形の★と★★、三角形の★
月② | 理科
月②では月の公転による月の満ち欠けに地球の自転を絡めた問題が出題されるようになりました。地学好きのあっちゃんでも嫌になるのでないかと心配でしたが、意外と嫌がりませんでした。難しそうにしていたポイントは以下でした。
- 太陽の見え方を通じた地球上の月の観測地点の把握
- 同じ時間に観測する月の満ち欠けの変化
今まで教わってきたことを違う角度から問うているだけなのですが、問い方を変えると答えられなくなるのが小学生なのだと思います。地球上の観測地点を把握した上で月の満ち欠けを理解することは最後までできませんでした。
ただ、上弦の月や下弦の月の南中時刻はいつの間にか覚えていました。そして、その記憶をフックに問題を解いていました。月の満ち欠けの構造を理解せず、記憶に頼って問題を解いていることに親としては不安です。
しかし、難しいことは間違いありません。今の時点では理解できなくても仕方ないとあきらめることにしました。マンスリーテストの前に復習できればと考えております。
解いた問題(530-12)
- 確認問題1~7
- デイリーステップ1~6
四年生よりSAPIXに入塾し、中学受験合格を目指す我が家の長女。ゆっくり時間をかけないと理解できない“カメさん”。“カメさん”っぷりは、以下の記事をご参照ください。
“カメさん”のあっちゃん: SAPIX新四年生入室テストまでのお勉強(カメさん編)