我が家の次女なっちゃんが試験後に回収されたSAPIX四年生の6月マンスリー確認テストの問題と解答を持って帰ってきました。正式な結果はまだ出ていませんが、問題を見ての私の第一印象について記します。
四科目の総合的な印象は、5月度マンスリー確認テストより難易度が上がったというものでした。算数の難易度に特に変化はなかったけれど、地理分野が試験範囲に入った社会と理科は難易度が上がっていたように思います。
結果として、平均点は5月度マンスリー確認テストより平均点は20点下がった260点程度になるのでないかと予想しています。
なお、国語を除いた各科目の第一印象を以下にまとめます。
算数は難しくはないけれど、いやらしい
算数の6月度マンスリー確認テストは、子供が間違いやすいポイントを突いた問題が多かったように思います。表現しにくいのですが、決して難しいわけではないのですが、いやらしい問題ばかりでした。
難易度が特に上がったようにも下がったようにも思えなかったので、平均点は5月度マンスリーと同様、75点前後なのでないかと予想します。
なお、なっちゃんは大問1でミスを連発、苦手な概数もしっかり間違えてきたので、残念な結果になりそうです。。
理科は発芽と水溶液の問題が難しめ
理科は、発芽と水溶液の問題の難易度は高かったように思います。発芽の問題は比較対象実験の意義、水溶液の問題は、見たことのないぶどうジュースの色の変化の意味を解釈しないといけない問題でした。
難易度が上がった結果として、平均点は5月度マンスリーよりも下がって55点程度になるのでないかと予想します。
なお、なっちゃんは難しかった発芽と水溶液の問題以外は、理科は得意と言っているだけあって、ほとんど正解していました。発芽と水溶液の問題も、一生懸命考えた跡はあり、親としてはうれしい限りでした。
社会はマニアック化
社会は、6月度マンスリーから試験範囲に地理分野が入ってくるようになり、問題がマニアックになっている印象でした。
問題がマニアック化した結果として、平均点は5月度マンスリーよりも下がって55点前後になるのでないかと予想します。
なっちゃんは今回の試験で一番自信があったのは社会のようでしたが、理科よりも点は悪そうでした。ただ、平均点は大幅に上回ってくれそうです。
感想
なっちゃんの5月度マンスリーの結果は、算数以外はとても良い成績だったのですが、6月度マンスリーも再び算数がブレーキになりそうです。なっちゃんの課題は明らかに算数にありそうです。
ただ、SAPIXのいやらしい算数を解けるかどうかは、センス次第という印象を否めません。長女あっちゃんの状況も含めて考えると、センスの差は徐々に埋まっていきそうな印象です。今の時点でテストの問題を解けないことは、気にしても仕方ないのかもしれません。
得点を取れないものは仕方ないので、それよりも、なっちゃんの算数については、あっちゃんと同様、基礎をしっかり固めていく方針でやっていこうと思います。
理科と社会は、取りこぼしはありましたが、子供はそういうものと思ってあきらめています。そういう意味では、このまま「理科と社会は好き!」な状態を続けてもらえるよう、親としても工夫をこらしていこうと思います。
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