中学受験の理科で物理分野が苦手な方は多いのでないでしょうか。我が家の長女あっちゃんは、電気も光も力学も、もちろん全部苦手です。ただ、力学のてこの分野は、少し楽しく取り組めるようになったようです。
あっちゃんがてこを楽しく感じられるようになったのは、てこの実物に触れたからでした。こちらの記事では、あっちゃんがどのようにしててこの問題に前向きに取り組んでくれるようになったのか、その理由を紹介します。
てこの実物を見せて、遊んでもらいましょう
あっちゃんがてこを少し楽しめるようになったのは、いわゆる“てこ”の実物に触れた後からでした。触ったのは、上で紹介している商品です。
てこに限りませんが、子供は実物を見ると言うか、実験をするのは楽しいのだと思います。てこの問題に対するあっちゃんの理解度は、一通り遊んでから高まった印象です。やはり、楽しく思えるようになると、理解度も高まるのでないかと思います。
なお、楽天やAmazonを見ると、色々な商品が出てきます。我が家ではこちらの商品を購入しましたが、大事なのはてこに触れることです。購入するのはどの商品でも良いのでないかと思います。我が家がこちらの商品を選んだのは、てこにバネもついてくる商品だったからです。
バネ付き商品がほしかった理由は、てこだけでなくバネも入手しておこうと思ったからです。あっちゃんはてこだけでなく、バネも苦手なので。。
苦手なてこが楽しくなる理由
てこに限った話ではありませんが、あっちゃんがてこを苦手とする理由は、教科書で説明されている理屈がちんぷんかんぷんだからなのでないかと思います。
ちんぷんかんぷんな理由は、いわゆる“てこ”を触ったことも見たこともないためと思われます。結果として、支点からの距離とおもりの重さの掛け算をしてくださいと言われても意味がわからない。だから、丸暗記しようとする。しかし、興味がないのですぐに忘れてしまう。
つまり、ちんぷんかんぷん状態から脱出するには、興味を持ってもらうことが大事なのでないかと思います。そして、興味を持つ可能性がある手っ取り早い方法は、実物に触れることなのでないかと思います。
全ての子に当てはまるのかはわかりませんが、少なくとも我が子は二人とも、てこに限らず、教科書に載っている道具が目の前に現れると喜びます。そして、遊び出します。すぐに飽きますが。
あっちゃんは今回、てこで遊んだ結果、てこを少し身近なものと感じるようになったのでないかと思います。そして、興味がないわけでもなくなったので、苦手だけれどもわかるようになりたい。そのような気持ちが芽生えたのでないかと思います。
まとめ
あっちゃんが苦手なてこの問題に前向きに取り組んでくれるようになった理由を紹介しました。
てこに限った話ではないと思いますが、あっちゃんがてこを苦手とする理由は、教科書で説明される理屈が、人生経験の短さゆえ、ちんぷんかんぷんだからなのでないかと思います。そして、てこの実物に触れることが、その状態を脱出する方法になる可能性があります。
五年生になってから、SAPIXでは5月以降、理科では物理分野が続出しています。物理嫌いのあっちゃんにとってはつらい時期です。親としては、あっちゃんが少しでも楽しく勉強できるよう、今後も今回のような工夫をしていければと考えています。
なお、あっちゃんとなっちゃんの勉強を楽しくした他の工夫を、以下の記事に紹介しております。もしよろしければご覧ください。
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