中学受験の勉強はダイニングテーブルでするのが一番

中学受験のための勉強を、子供は子供部屋で一人で静かにやっている。親はその間、リビングルームでテレビでも見ながらのんびりしている。これができればどんなに楽なのだろうと思います。しかし、そんな聞き分けの良い子はほとんどいないのでないかと思います。

親がテレビを見ていれば、「ママー来てー」と用もないのに呼んだり、子供部屋に行ったと思ったら「ちょっとひと休み」とすぐに出てきたり、部屋にいると思ったら全然違うことをしていいたり。勉強していないことを叱っても、同じことが毎日のように延々繰り返される。

我が家ではこんなことが起きていました。子供は勉強なんてしないで遊んでいたいし、家族みんなと一緒にいたいのだと思います。子供を子供部屋に押し込んでも全然勉強しないので、我が家では子供部屋で勉強してもらうことを早々にあきらめました。

では、どこで勉強するか?我が家の経験では、ダイニングテーブルで勉強するのが一番でした。みんながいる場所であれば勉強してあげても良い、と子供はなるのでないかと思います。

しかし、ダイニングテーブルで勉強するとなると、それはそれでまた違う問題が発生します。こちらの記事では、どのような問題が発生し、我が家ではどのように解決しているかを紹介します。

なお、我が家の長女あっちゃんと次女なっちゃんの中学受験にまつわる日々の出来事は、Twitterにて発信しております。もしよろしければご覧ください。

ダイニングテーブルで勉強するときに発生する問題

ダイニングテーブルで勉強するようになるといくつか問題が発生します。主な問題は以下の二つです。

  1. 親の自由時間が奪われる
  2. ダイニングテーブルに勉強道具が溢れて食欲がなくなる

我が家ではこれらの問題をどのように解決しているかを紹介します。

親の自由時間が奪われる

ダイニングテーブルで勉強するのであれば、ダイニングテーブルで勉強する環境を作る必要があります。つまり、勉強の邪魔になる楽しいことが子供の目や耳に入らないようにする必要があります。テレビやゲーム、おしゃべりなどをしてはいけないということです。

つまり、親はリビングルームでテレビを見ていてはいけないのです。子供が漫画を読みたいのなら、子供の勉強中に親は漫画を読むことすらしてはいけないのです。

子供が遊びたいのを我慢するのであれば、親も遊びたいのを我慢する。そうしないと、子供は勉強することに納得できないのだと思います。

解決法は活字を読む

我が家では、親にとっては楽しいけれど、子供にとっては楽しくない、静かにできることをしながら、ダイニングテーブルで子供の横に座って時間を過ごしています。

私は子供に“勉強”と称して、タブレットで本や新聞を読んでいます。妻はスマホでネット記事を読んでいることが多いように思います。つまり、子供の横で細かな活字を読んでいると、意外と静かに勉強してくれます。

親も子供と一緒に“勉強”しているからなのか、子供が読みたくない活字を読んでいるからなのかわかりませんが、親も遊んでいないように見せるのが大事なのでないかと思います。

テレビは、私は子供が寝た後で見るか、子供のいないときに見るしかありません。子供に我慢させているのだから、親も我慢するしかないのだと考えるようにしています。

ダイニングテーブルの勉強の跡で食欲がなくなる

ダイニングテーブルであれば子供が勉強してくれるようになった、と思ったら、また新たな問題が発生します。テキストや文房具などの勉強道具がテーブルに積み重なる、ということももちろんあるのですが、最大の問題は消しゴムのカスでした。

勉強の後に食事となると、テーブルの上に黒い消しカスが散らかっています。子供はこれをきれいに片付けられません。学校での癖か、床に撒き散らして片付けたことにしてくれることすらあります。これを止めると、消しカスはテーブルの上に多少残ります。

消しカスを見ながら食事するのは、あまり気分の良いものではありません。

解決法は卓上クリーナー

消しカス問題を解決してくれたのは卓上クリーナーでした。単三電池を2つ入れてスイッチを入れるだけで、消しカスをとてもきれいに吸い取ってくれます。

吸引力がどうか心配でしたが、電池がなくなる間際を除けば、全く問題ありませんでした。我が家では、吸引力が弱くなると、そろそろ電池を交換しないといけないね、となっています。

なお、勉強道具がテーブルに積み重なる問題は、とりあえず道具を目に見えないところに移動させることで解決しており、我が家では大きな問題になっていません。おそらく、我が家では動かせないほど道具が積み上がることがないからだと思います。

その秘訣は、テキストの整理方法にあります。それについては後日また記事に書きたいと思います。

まとめ

中学受験の勉強は、親が子供と席を並べてダイニングテーブルでするのが最も効果的だと思います。ただ、ダイニングテーブルで勉強すると主に以下の二つの問題が発生します。

  • 親の自由時間が奪われる
  • ダイニングテーブルの勉強の跡で食欲がなくなる

こちらの記事では、これら問題の解決方法を紹介しました。勉強で子供は辛いのだけれど、それに付き合う親も辛い。その辛さを少しでも和らげることができるのでないかと思うので、ぜひお試しいただければと思います。

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スプリコット
大好きな2人の娘“あっちゃん”と“なっちゃん”と中学受験に挑もうとしている東大卒パパです。娘たちは二人とも、小学校四年生からSAPIXに通い始めることになりました。SAPIXに入塾してからは、親子共々、毎日苦労の連続です。この苦労は、ひょっとしたら同じような境遇の方々の役に立つのでないかと信じて、日々の出来事を書いていこうと思います。